那覇基地 207sq F−104J

        1980/08                         pohoto by あほや

      

  207sq  607号機

 青い空と白い雲そして強烈な太陽がまた那覇基地でお迎えしてくれました。強烈な太陽はエプロンの上にシャープな104のシルエットを刻んでいます。 

  207sq  607号機

 上の607号機はパイロットが搭乗するときに使う梯子の上からとったもの。このシヨットは少ししたから撮影したもの。少し感じが違います。エプロンに映るシルエット見るには少し高いところからの方がはっきり認識できます。 

  207sq  511号機

 上の607号機はグレーの塗装はしてあるけどレドームは普通の塗装です。この511号機はレドームも黒に塗ってあります。下の625号機はジュラルミン地のままで黒のレドームです。この当時は試行錯誤の時期だったのかいろんなパターンの塗装機がいました。

  207sq  511号機 Line Up

 通常、他の104部隊は銀ジュラ地の無塗装が基本です。ここ沖縄はその立地ゆえ塩害対策のため、外板保護のためにグレーの塗装が施されたようです。 

  207sq  625号機

 こちらは無塗装銀ジュラ地の625号機です。確かグレーに黒レドームの写真を当時の中心航空雑誌だったいまは亡き、AJ誌に載せてもらいました。数度の引越でだんだん航空雑誌も少なくなる中、自分の写真載ってる本だけはかなり拘っていたつもりだッタンですが、今では一冊もなくなっちゃってます。(×_×;)シュン。 

  207sq  625号機

 無塗装のジュラルミン地の機体ってのはなかなかやっかいな相手です。光と上の写真みたいに色が飛んじゃうし、陰ると(トップです)こいつみたいに黒っぽくなって色が塗ってあるんだか無塗装何だかわかんなくなっちゃうし...時々航空雑誌に載っている綺麗な無塗装機  見ると「流石だなぁ。」とか思います。 

  207sq  697号機

 高高度を突進してくる相手向かって、地上から一直線に突き進んで、AIM−9Lサイドワインダー2発と数百発の20oバルカン砲の弾丸だけで邀撃する。かなり昔の設計思想ではあります。その思想のために必要ないのものは一切排除する、という潔さが104の硬派なところでしょうか?

  那覇基地のスナップ

 これもちょっと高い位置から取った那覇基地のスナップです。那覇基地は陸・海・空三自衛隊の基地として使われています。奥にはとうじの主力対潜哨戒機P2Jも見られます。あのシープレーングレー(ネイビーブルー?)のネプチューンの色つき写真が一枚もない。残念です。